いざカメラを買ってみたは良いけれど、少しだけ撮ってタンスに眠ってしまっている人、いませんか？
せっかく買ったのに、思ってたのとちがーーーーう！！！やっぱり、私には難しすぎたんだ。。。
やっぱりセンスが無いと駄目なんだな、うん。やめよう。
そんなあなたはもしかして、購入時に一緒に付いてきた、キットのレンズ＆全自動オートモードで撮影していませんか？
単焦点レンズを使ってみよう
キットレンズは必要？
カメラを購入しに「初心者なんです」とカメラ屋さんに行くと、入門機と共に必ずといっていいほどに勧められるのがズームレンズキット。主に買い方はこの３つから選びます。
- カメラ単体
- ズームレンズキット：カメラ＋標準ズームレンズ
- ダブルズームレンズキット：カメラ＋標準ズームレンズ＋望遠ズームレンズ
まず、人がいま目で見ている風景に近い印象の写真を撮影できるレンズを標準レンズといいます。標準ズームレンズとは、レンズをクルクル回すことで、そこからちょこっとだけ撮りたい物に寄る（ズームする）ことができるレンズ。望遠ズームレンズとは、人の目では小さく見えているものにグイグイっと寄ることができるレンズ（運動会などで大活躍）。
カメラ単体＋レンズをそれぞれで購入するよりもレンズキットで購入した方がセットでお得です。
だがしかし！！
私の周囲で、せっかく一眼レフを持っているのに、家で眠らせたままにしている人の多くはこのレンズキットを購入した人がほとんどなのです。
もちろん望遠ズームレンズが運動会で我が子を捉えるのに必要な場面も出てくるかもしれませんが（むしろ私の場合は、運動会以外のイベントでは、ほとんど望遠レンズを使用しない）必要となったら気に入った望遠ズームレンズを買えば良いのです。
かくゆう私も結婚当初に買ったオリンパスペン（ミラーレスカメラ）購入時は店員さんに言われるがままにダブルズームレンズキットを購入しましたが、当時子どももいなかったのでまあ望遠レンズを使用することはまず無く、この後に触れる単焦点レンズ購入後は2本とも全く触らなくなりました。
ですので私見ではありますが声を大にして言いたい！カメラは単体購入で良いです！！！！
単焦点レンズとは
レンズを大きく分けると「ズームレンズ」と「単焦点レンズ」があります。
ズームレンズとは、ズーム機能がついていて、カメラマンである自分はその場に立ってレンズをクルクルさせるだけで、風景を寄って撮ったり引いて撮ったりすることができます。
対して、ズーム機能が全くなく、撮影できる距離が決まっているものを単焦点レンズといいます。
レンズってズームできるのが普通じゃないの？そっちの方が便利じゃん
そうなんです。不便なんです、単焦点レンズ。撮影したいものとの距離が開いていれば自分で歩み寄っていき、近すぎれば撮りたいものがファインダーの窓の中に収まるまで歩いて引いていかなければならない。
しかしそれを乗り越えてでも得たい「明るさ」と「ボケ感」の美しさが最大の強みです。
色が明るくて後ろがボケてキラッキラの写真こそ、「わ、何この写真プロみたい！」「私ちょっと写真うまいんじゃない！？」という気持ちを生み出し、一気に写真が楽しくなってくるのです。
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