【写真の始め方・カメラの選び方】始めたいけど、どうすれば・・・―めざせパパカメラマン・ママカメラマンデビュー ―

写真のあれこれ

さて、写真を始めよう!と決めたものの、まず最初にぶち当たってしまうのが「何のカメラを買えば」という問題。「カメラ 初心者」でネット検索すると、ずらっと並ぶ[「初心者におすすめ!」のカメラ一覧。一気に気後れしてしまうかもしれません。

レンズがどう、スペックがどうとか言われても全然わからないよーーーー!!!

カメラってやっぱり難しいんだ。はじめるのやーめたっ!!

“写真を撮る”目的によって選び方は違って良い

カメラの機種に詳しくなりたい?

私も写真を撮るのは大好きですが、正直言って「カメラ好き」ではないので、最新機種について詳しく書かれているカメラ雑誌などには未だ興味が持てません。

私の父はいわゆる「機械好き」からの「カメラ好き」だったので、どの機種がどう違って、この機能があって、という話が大好きです。色んな行事の度にたくさん撮ってはくれていたのですが、撮った写真にはどちらかというと無頓着で、現像された写真たちはバラバラなまま箱にインされていました。

「機械としてのカメラが好き」という方は、ネットや雑誌を駆使して、とことん色んな機種を比較し自分にとって最適なスペックを選び出せば良いと思います。その時間こそがきっと楽しいと思うから。

撮影したい何かがある。カメラはあくまでもその為の道具。

では、そうじゃない人は?

私がカメラをはじめたきっかけは、「日々成長していく子どもの姿を忘れたくない」「今見ている光景を記録に残す」ことでした。既に持っていたカメラでも子どもの姿を収めることはできるけど、あわよくばインスタに出てくる素敵なアカウントのように、子どもと過ごす毎日をドラマティックに残したい。その為に、私は憧れの写真家さんと同じカメラとレンズを買うところから始めました。

もちろん同じカメラ・同じレンズを使っただけで、すぐに同じような写真を撮れるなんて全く思ってはいません。それでも、できない言い訳を機材のせいにしたくなかった。同じ機材にすることで技術を磨くことに集中できるのではないかと考えたのです。

入門機ではなく、いきなりフルサイズでデビュー

その結果、いわゆる入門機といわれるCanonのkissシリーズのようなAPS-Cをすっ飛ばし、フルサイズのCanon 6D MarkⅡを購入しました。(憧れの写真家さん達は当時Canon 6Dを使っていたのですが、私が購入したのがちょうどMarkⅡ発売タイミングだったので、つい最新機種の方へ・・・)

フルサイズのカメラって高くない!?!?

もちろん入門機よりもフルサイズの方が値段が高い(入門機7万円前後、フルサイズは少なくても10万円超え)ですし、入門機であってもそれなりのお値段はします。大きな買い物ですし、まずは入門機から初めてみて、使用していくうちにどんどん自分の欲しい機能を理解し、その上で必要と感じれば買い換えるというやり方も良いかと思います。もしくは、フルサイズを購入したいけれど資金が足りないのであれば型落ちのフルサイズを安く購入するという手段もあります。

私はいつも、こう感じています。

結婚式1日の撮影の為にプロカメラマンに依頼するのには20万、30万と支払う人が多いのに、どうして大きくなっていく我が子の二度と戻らない毎日を記録する為の道具に、20万、30万を支払うのは躊躇する人多いのだろう。

プロの1日の本気と同じレベルとはいきませんが、カメラは一度自分の手元に来てしまえば、24時間365日自由に、数年間は使用できる。フィルムは現像にお金が掛かるけど、デジタルで何千枚とシャッターを切ろうと、お金は掛からない。コスパ最強です。

とにかくまずは、始めてみよう

迷っているということは、興味があるということ。少なからず、こんな写真を残したいという理想があるのではないでしょうか。

写真の世界にまずは飛び込んでみないと、実際にカメラを触りながら、写真を撮りながらではないとカメラ用語が頭に入ってこないのは当然です。

  1. まず、こんな写真を撮りたいという写真家さん(ゴール)を見つけてみる。
  2. 可能ならば、その人と同じ機材を揃えてみる。あまりに高額で手を出せないようならば、できる範囲でまずはカメラを持ってみる。(レンズは単焦点を推奨するので、できればレンズ交換式のものを!)
  3. 触ってみながら、少しずつ最低限の用語を覚えていく。

まずは、始めることから!!!

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